
列車に乗って 知らない街へ どこまでも どこまでも 東へと駆け抜ける 見たことのない 過ぎゆく景色 窓に映った 知らない顔 流れる雲が 遠ざかる いつもの空が 小さくなる 昨日までの町が 消えてゆく 見慣れた道 いつもの仲間 風のにおい 全部さよなら 親の笑顔 いつもの店 あの日のこと 全部さよなら 誰も知らない街 誰も知らない顔 何が待っているのか まだ何も知らない 桜が散る夜 青い月を見た 畑の向こうに 白い人を見た 手を振ったのか 呼んでいたのか 分からないまま 闇の中へ消えた 何があるのか トンネルの闇の向こうに 誰がいるのか トンネルの闇の向こうに 列車は走る 暗い山を抜け 光のない町を抜け 東へ 東へ 人の気持ちを おかまいなしに 狂ったように列車は走る どこへ行くのか 誰にも分からない それでも列車は 東へ走れ 走ってゆく

