
右足の靴底 擦るアスファルト あと10センチ 縮まらないこの隙間 左手はポケット 拳を握って 君の横顔 盗み見した その瞬間に 知って 怖くなって 知って 壊したくって 視界が歪む オレンジの残像 心臓の音が うるさすぎて 隠せない シグナルはオレンジ 止まるなよ 指先が触れる距離 息を止めた 知って 怖くなって 飲み込む熱 まだ まだ 終われないよ シグナルはオレンジ 追い越してゆけ 全部 全部 ぶち壊せ 祈りながら 今日も笑う ずっと ずっと このまま 逆光の街路樹 背中をなぞって 「また明日」の声が 耳から離れない 拾い上げた言葉 喉まで出かかって 飲み込んだ嘘が また一つ増えるだけ 知って 怖くなって 知って 壊したくって 重なる影を 見つめてるだけ 呼吸の音さえ 邪魔になるほど シグナルはオレンジ 止まるなよ 指先が触れる距離 息を止めた 知って 怖くなって 飲み込む熱 まだ まだ 終われないよ シグナルはオレンジ 追い越してゆけ 全部 全部 ぶち壊せ 祈りながら 今日も笑う 「何でもないよ」と 喉が鳴る 本当は 本当は 叫びたいんだ シグナルはオレンジ 止まるなよ 指先が触れる距離 息を止めた 知って 怖くなって 飲み込む熱 まだ まだ 終われないよ シグナルはオレンジ 追い越してゆけ 全部 全部 ぶち壊せ 祈りながら 今日も笑う ずっと ずっと このまま 知って 知って 怖くなって 知って 知って 壊したくって 沈むオレンジ 飲み込んで

