
弦が鳴る前の 空気が 一番 うるさい 触れてないのに もう 形が わかる距離 言葉は ケースに しまったまま 音だけ 壁に 残していく 視線を 外した その先で チューニングが 少し 狂う 合わせる気は ないけど 外すほど 近くもない Gretsch 鳴らしてる のは 私じゃない Gretsch この沈黙が 一番 正確 誰かの 熱は 借りないで 夜の 反射で 十分 弾かない 理由だけ 増えて 音は 減っていく 壊れたまま でいい 直すほど 愛してない Gretsch わかり合う 必要は ない Gretsch 同じ音を 聴いて いれば 選ばない ことで 選んだ 夜 Gretsch 鳴り続ける のは 距離だけ Gretsch それでも この音は 嘘じゃない ©️ytsgax

