砕けた街角で 君は笑ってた 足元には誰かの靴と 破れた写真 ニュースキャスターは今日も 「またせんかがかくだい」と しわ一つないスーツで 淡々と告げる 「死んでも守る」なんて 映画の中でだけ言ってくれ 現実は 残されたがわが 息の仕方を忘れるんだ あぁ 生きて 生きろ 醜くても 爪を立てても 足掻いてくれ 君がいない世界なんて 誰が愛せるって言うんだ 泣きながらでも 息を吸え 骨になるまで 世界をこばめ 瓦礫の影で揺れる 一輪の花 銃声の雨にも その色は褪せない 残された者だけが その根を守る 手のひらの泥ごと 未来に渡すため 口を塞ぐ煙の中 見えたのは君の背中じゃなく 胸に残った温もりと まだ乾かない涙だった あぁ 生きて 生きろ 惨めでも 血が滲んでも すがってくれ 君を失った世界なんて 何を愛せるって言うんだ 握り締めた その手を離すな 灰になるまで 今にかみつけ 祝福の鐘と砲撃音が 同じ街に響いてる 花束の香りと血の匂いが 同じ風に混ざってる 綺麗な言葉で覆い隠しても 汚い現実は 足元に絡みつく あぁ 生きて 生きろ 例え世界が 愛を踏みにじる ばけものでも 君がいなきゃ意味がない この命は空っぽになる 泣きながらでも 息を吸え 骨になるまで 運命に抗え