屋根の端から 最後の雨が落ちた 駅へ向かう道 水たまりが空を抱いてる 昨日までの私が まだ靴の中で泣いてる それでも朝は 何も聞かずに青くなる 梅雨明けって 空が晴れる日だけど 心の中はまだ少し濡れてる気がする そこがいいんだって 誰かの声がした 完全に乾いてないから 光が反射する つゆはれ つゆはれ 泣いたままの頬で 風を追い越せ 失くしたものを 取り戻す歌じゃなくて それでも歩く私を 見つける歌 つゆはれ つゆはれ 青い薔薇が今 胸の奥で開く 奇跡じゃなくて ちゃんと耐えていた証拠 濡れたまま 私は光へ行く もしもあの日の声が まだ届くなら ごめんねより先に ありがとうを歌いたい 遠ざかった夢も ほどけた約束も 青い花びらになって 風へ舞い上がれ 濡れた前髪を 夏の匂いがほどいた 空が割れるように 光が降ってきた 私はもう 雨を嫌いにならない 泣いた日の全部が 今日を輝かせた つゆはれ つゆはれ 泣いたままの頬で 風を追い越せ 失くしたものを 取り戻す歌じゃなくて それでも歩く私を 見つける歌 つゆはれ つゆはれ 青い薔薇が今 胸の奥で開く 奇跡じゃなくて ちゃんと耐えていた証拠 濡れたまま 私は光へ行く つゆはれ つゆはれ 昨日までの雨に 名前をつけて ありがとうって言えたら 夏が始まる 濡れたまま 私は光へ行く