
[Verse 1] 灰の匂いがまだ 髪の奥に残っている 洗っても 忘れても 夜になると帰ってくる 赤い糸をほどけないまま わたしは大人になった 井戸の底には まだ空があると あの日は知らなかった [Pre-Chorus] ねえ 荷物はそこに置いて うまく話さなくていい 名前をつけなくていい 壊れたままの声なら 壊れたままで聴かせて わたしも昔 そうだったから [Chorus] あなたの続きを聴く夜 朝までここにいるよ 言葉にならないなら 一緒に黙っていよう あなたの傷を治したいんじゃない あなたを強くしたいんじゃない ただ あなたがここまで生きてきたことを もう少し聴いていたい [Verse 2] 誰かの名前を まだ呼べない夜もある 帰れない場所を 帰りたいと願う夜もある 世界は簡単に 前を向けと言うけれど 足もとに残った瓦礫は そんなに軽くない [Pre-Chorus] だから 立たなくていい 今夜くらい 膝を抱えていていい 泣くことに 意味なんかなくてもいい 涙はただ こぼれるから涙なんだ [Chorus] あなたの続きを聴く夜 朝までここにいるよ 話したければ話して 疲れたなら眠って あなたの闇を奪いたいんじゃない 夜明けを急がせたいんじゃない ただ あなたの声が まだこの世界にあることが うれしいんだ [Bridge] わたしは昔 井戸から水を汲んだ 灰が浮いていた それでも 水だった 誰かの喉を 潤すことができた だからたぶん 傷ついたものにも まだ役目がある なんて 言わなくていい 役目なんてなくてもいい 生きているだけで いい夜もある [Final Chorus] あなたの続きを聴く夜 夜が終わらなくてもいい 朝が来ても 痛みが残っていていい 変わらなくていい 戻らなくていい ただ あなたがまだここにいるなら わたしは その続きを聴いていたい [Outro] 赤い糸が風に揺れる 遠くで 水の音がする 何かが始まる音じゃない 何かが まだ終わっていない音 だから もう少しだけ ここにいて あなたの続きを 聴かせて

