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無垢なる犠牲者 #S.H.P

SageOwlさんの企画 「SUMMER HORROR PARTY」 に参加させていただきました! 下の方に曲の背景ストーリーも載せています。 ご興味ありましたら、ぜひあわせて読んでいただけたら嬉しいです👻📖 🎵イベント詳細情報 https://suno.com/s/QNTSgiZeMrW4xebh 🎵プレイリスト https://suno.com/playlist/2d7ac1c3-3dc8-4fa3-8e8d-372cc09789b0 📖歌詞 [Intro] Whispers in the shadows, I hear your call The darkness beckons, I’m ready to fall (影の中の囁き――あなたの呼ぶ声が聞こえる) (闇が私を招いている――もう、堕ちる覚悟はできている) A fate unwritten, yet now I stand On the edge of a world I don't understand… (まだ書かれていない運命――それでも私は今、ここに立っている) (理解することのできない世界の、その境界に……) [Verse 1] 静寂(しじま)の午後に そっと開くページ 古びた書が誘(いざな)う 深き闇へ 指が触れた瞬間(とき) ザワめく空気 影が蠢(うごめ)く 朽ちた地下室 [Pre-Chorus] Whispers in the dark, calling my name I cannot resist this fateful flame (闇の中の囁きが、私の名を呼んでいる) (この運命の炎に、私は抗えない) [Chorus] 囁(ささや)いて 甘く冷たい声で “願いをひとつ 捧げるならば” 光と闇の 狭間に堕ちて 戻れぬ扉を そっと開けた [Verse 2] 鋭く裂いた 闇のざわめき 燃え上がる瞳が そこにある 艶(あで)やかに舞う 罪深き微笑み 絡めとられる 宿命(さだめ)の糸に [Pre-Chorus] What is it that you truly desire? I feel my soul being drawn into the fire (あなたが本当に望んでいるものは、何?) (自分の魂が、炎へ引き寄せられていくのを感じる) [Chorus] 囁(ささや)いて 甘く冷たい声で “魂ひとつ 捧げるならば” 望んだ未来は 幻なのか それでも触れたくて 名前を呼んだ [Bridge] Escape is not an option now The seal of fate has bound me somehow (もう、逃げるという選択肢はない) (いつの間にか、運命の封印に縛られていた) [Final Chorus] 囁(ささや)いて 甘く冷たい声で “すべてを捧げ その手を取れ” 滅びの運命(さだめ) その胸に刻み 私はただ ただ 堕ちてゆく… [Outro] 静寂(しじま)の午後に 残された書 そっと囁く 新たな呼び声… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 📖 曲の背景ストーリー 静かな午後。 少女は、屋敷の地下に忘れ去られた古い書庫で、一冊の書物を見つけた。 厚い埃をかぶった革の表紙には、見たこともない奇妙な紋様が刻まれている。 なぜだろう。 触れてはいけないような気がするのに、不思議と目を離すことができない。 少女は迷いながらも、そっと表紙を開いた。 ページを埋め尽くしていたのは、謎めいた記号と意味のわからない呪文の数々。 一枚、また一枚とページをめくるたび、地下書庫の空気が少しずつ冷たくなっていく。 気のせいだと思おうとした。 けれど、背筋をなぞる寒気だけは消えなかった。 やがて少女の視線が、一つの呪文で止まる。 ページの端には、小さくこう記されていた。 ――願いを叶える者を、この世界へ招くための召喚術。 心の奥で、かすかな声が囁いた。 ――唱えてみたい……。 ほんの少しの好奇心だった。 少女は息を整えると、恐る恐るその言葉を口にする。 Zaroth... Invel Kar’thia... ザロス……インヴェル・カルシア…… ――闇よ……古き封印の名において…… Nemeris oth kal’vahn… ネメリス・オス・カルヴァーン…… ――深淵の眠りより、目覚めよ…… Velmira oth dra’nakhtar val serenthia… ヴェルミラ・オス・ドラナクター・ヴァル・セレンシア…… ――契約の女神よ、我が声に応じ、世界の狭間より降り立て…… そして、最後の一節。 少女は一瞬だけためらった。 それでも――口にしてしまう。 Shadriel, vel’thos! シャドリエル、ヴェルソス! ――我が呼び声に応え、ここに現れよ! 次の瞬間。 地下書庫の空気が凍りついた。 蝋燭の炎が大きく揺れ、どこからともなく冷たい風が吹き抜ける。 本棚の隙間から黒い霧が溢れ出し、床を這うように集まっていく。 やがてそれは渦を巻き、一つの人影を形作った。 闇の中から現れたのは―― 妖しくも美しい、一人のサキュバスだった。 「……お前が、私を呼んだのか?」 甘く、それでいて冷たい声が地下書庫に響く。 少女は声を失ったまま、震える唇でかすかに頷いた。 「わ、わたし……ただ、知りたかっただけ……」 「知りたかった?」 サキュバスは、くすりと笑った。 白い指先がゆっくりと伸び、少女の頬をなぞる。 逃げなければ。 そう思っているはずなのに、身体が動かない。 「知りたいのなら――」 サキュバスは少女の瞳を覗き込み、甘く囁いた。 「代償を払う覚悟はある?」 少女の心臓が、どくりと跳ねる。 そして、その声はさらに近づく。 「お前の魂を、私に捧げる覚悟は……あるのか?」 少女は答えられなかった。 ただ、その甘く冷たい声から―― もう目を逸らすことができなかった。 💿 「召喚シーンをイメージした楽曲」 https://suno.com/s/AuPh35K36KKG1AeV ※カラスさん制作