
流れ行く 四角の淵から零れて 逆剥けた心剥がれて 作られた刃で 一体、誰を傷つけるのか 透明に包まれた暮らし 酸素より「多く」を求める肺 腕を繋ぐ 肉が重く 前傾いて息を漏らす 道は閉ざされている 遥か向こう 見えていても 痺れたつま先 曲がりうねって 何処へも行けないと主張する 沈みきって 漏れ出す泡 逃げ出すように 淀みきって 溶けゆく日々 形など無く いつしか目玉も消えて 果てのない空白に 馴染んで 忘れ去られて ゼロへと 還って……。 そう なるのだろうか 情報に侵されてループ 真実など求める事はない 頭の中 仮想世界 後ろ倒れて悦に至る 道は繋がっている 遥か向こう 見えなくても 閉ざされた瞳 滲みぼやけて 全てが見えないと主張する 沈みきって 漏れ出す泡 逃げ出すように 淀みきって 溶けゆく日々 形など無く いつしか目玉も消えて 果てのない空白に 馴染んで 忘れ去られて ゼロへと 還って……。 そう なりたいのか 幸せや その逆の 「ゼロ」と「イチ」ではなく ただ中間の 透明の 何も無い空間の 重みに耐えかねて 立ち去る口実 求めてる 真実も嘘もない妄想の 無くなっていくだけの泡 満たされない肺が漏らす 子供のような小さな泡 もう見たくない そこへ行きたくもなくて ありのままの日常の底で 膝を抱えてる 歪みきって 吐き出す泡 求めるように 歪みきって 溶け出す意思 形取られず いつしか「視点」は消えて あるがまま空白へ 馴染んで 馴染みきって 日常へ 還って 平凡な世界の端役へ なってしまえば そう なってしまえばいい そして 頭に響く雑音も ささくれた刃も 消え去ればいい ゼロへと 還して欲しい

