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ましろがみ(同調圧猫)

STUDIO

[Verse 1] ひなたを分けあう順は だれの言いつけでもなく決まる はじまりを知らないおきてを 毛づくろいのように繰り返す 第一条は「みんながそうしているから」 問い返せば異端で うなずくかぎり 黒は見逃してもらえる 胸のわずかな ぶちひとつ たがいに検分しあって 祭壇に飾ってあるのは だれの顔でもない鏡 [Pre-Chorus] まるい背中がひしめいて となりの目さえ見えないのに ひとつの音に伏せる耳だけが ぴたりと揃ってしまう だれも信じちゃいない教えを だれも捨てられずにいる [Chorus] まっしろな神様 あなたに僕は見えていますか 罰を下すのは空席で 爪を立てるのは僕ら 合唱にまぎれこんだ 半音だけ外れた声を 探して潰している 群れのなかの僕が 救いはここにないと 知っていて のどを鳴らす [Verse 2] ちゅうしんの白いあの子は この歌を聞いたことがない みんなその声にそろえてる 届いていない声に 毛並みを整えあう順が 優しさじゃなく序列だと 知っていて 背中をさし出している [Solo] [Bridge] のけものでいい 僕を数えないで 聖なる水もあまだれの味だと 舌が先に知っていた 群れから半歩ずれた影にしか 風は吹かない みんなの神様 その耳に 僕はいちどもいなかった 見送りはいらない 塀をおりるだけ [Chorus - Last] まっしろな神様 あなたに この歌は届いていますか 祭壇の鏡を割って その破片に黒を映す 届かない合唱なら 半音は外れたままでいい 下手でもいい 鳴けばいい 群れのなかの僕を ゆるせるのは僕だけだと やっと気づいたから [Outro] 足あとがひとつ そろった列からずれていく まだ名のない夜が 僕の色をしていた