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月明かりに照らされて

月あかりが 街を薄く染めて 理由もなく 立ち止まった 名前を呼べば 戻れそうで 呼ばないまま 空を見てた あの頃 隣にいた時間 短かったのに なぜ今も こんなに 胸に 残るんだろう 遠ざかったはずの記憶ほど 遅れて 息をしはじめる 忘れたふりを していた想いが 夜に 目を覚ます 月明りに 問いかけて あなたは 今どこにいるの 同じ空を 見上げながら 誰かの隣で 笑ってる? 触れた記憶の 温度だけが 今も ここに残ってる 短すぎたと 気づく頃に やっと 愛だったと知る 同じ季節が 巡るたび 答えのない 問いが増える 終わったはずの 時間さえ 今になって 揺れだす 過去と今が 重ならず すれ違うたび 私はまた あの夜に 戻ってしまう 前に進むことが 正しさなら 立ち止まる私は 弱いのかな それでも 消せない想いが ここに ある 月明りが 滲むほど あなたを 近くに感じて もう触れられない距離なのに 心だけ 戻ってしまう あなたの今を 知らないまま 月だけが 答えを持ってる 過去と今の すき間で 私は 立ち尽くしてる 長い時間を 越えてきた想いは 遅れて 強くなる 終わりが見えても 消えない理由を まだ 探してる 月明りに 照らされて 名前を呼ばない 夜の中 失うと わかっていても 出会った意味を 疑わない 重ならなかった 時間さえ 今は 愛しく思える 遅れて届いた この想いが 胸を 締めつけても あなたを 想った日々が 無駄だったとは 言えなくて 消えてしまう その時まで 私は ここで 月を見ている 空が 白みはじめて 問いは 答えにならない ただ 月を見て あなたを想う それだけで 今は いい