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リヨンで出会った味

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[Intro] フランスへ向かう道の先 リヨンの街が待っていた 知り合いのおうちにお邪魔して 旅の空気がやわらいだ テーブルに並ぶチーズとワイン 焼きたてのクロワッサン ひと口ごとに驚いて 知っていた味が変わっていく [Verse 1] クロワッサンは焼きたてだけ そう思う人もいるらしい 香り立つきじをちぎるたび 朝の時間がほどけていく チーズは種類に合わせながら それぞれの温度で眠らせる ただ食べるだけじゃない 守られた味を受け取った 朝の定番ブリオッシュ プラリネ・ルージュを頬張る 赤く染まったナッツの甘さ しっとりと胸に残った [Chorus] リヨン リヨン 赤い街 プラリネの甘さが残る街 チーズとパンを頬張れば 旅の疲れもほどけていく リヨン リヨン 絹の街 パリとは違う色を持つ 知らない味に出会うたび 好きなものが増えていく [Verse 2] まちかどに広がるアート 壁もろじもキャンバスになる 歩くたびに表情を変える リヨンの街を眺めていた フルヴィエールの丘へ登り ノートルダムだいせいどうを見る 白い街を見下ろす場所で 遠い時代に思いをはせる ルネサンスのたてものが 今も静かに残っている 古い石と新しい色が ひとつの街で息をしていた [Chorus] リヨン リヨン 赤い街 プラリネの甘さが残る街 丘の上から見渡せば 街の記憶が広がっていく リヨン リヨン 絹の街 古い景色に新しい色 知らない道を歩くほど 心の奥が開いていく [Verse 3] ベルクール広場の広さ 人の流れが街を描く テロー広場のふんすいに 午後の光が揺れていた 星のおうじさまを思い出す 小さな物語を胸に 大切なものは見えないと 旅の途中でふと気づく 遠出をしてブールジェコへ 水面に映る山と空 都会の音が離れた場所で 静かな時間を味わった [Bridge] チーズの香りも ワインの深さも クロワッサンの軽い音も 知らなかった世界を ひとつずつ教えてくれた 食べることは旅をすること 記憶の中へ味が残る [Final Chorus] リヨン リヨン 赤い街 プラリネの甘い色 焼きたてのパンを分け合えば 誰かの家が旅の居場所になる リヨン リヨン 絹の街 また違う季節に来てみたい チーズもワインもクロワッサンも 前よりもっと好きになった [Outro] フルヴィエールの丘を越え リヨンの灯りを振り返る 旅の途中で出会った味が 思い出の味になる