
(Verse 1) 毫末から始まる合抱の木 土を重ねて築く九層の台 誰もが見過ごすその微かな兆し 遠く千里の道も足元からと知る (Pre-Chorus) 世は跡を追って、形あるものに囚われる 成ったものを掴もうと手を伸ばし、そして失う だけど聖人は何もしない、故に何も壊れない 始める前の静けさ、そこに真実がある (Chorus) 無為の灯(ひ)、心の奥に まだ見ぬ幾(き)を照らし出す 無為の灯(ひ)、風に揺れても 何も求めず、何も執らない そのままで在ること、それだけが答え 敗れることもなく、失うこともなく (Verse 2) 賢くあろうと民に教える統治者 智を以て国を治めるは国の賊と知る 真の智はむしろ愚かさの中にある 独裁者の愚民化、それは違う 赤ん坊のよう、無垢な心に戻る それが民の幸福、本当の理想 (Pre-Chorus) 力で押さえつけるのではない、知恵で縛るのではない 民の心に問いかける、静かな川の流れのように 智は争いの種を蒔き、心を分かち 愚かに見えるその無垢さが、平和を育む (Chorus) 無為の灯(ひ)、心の奥に まだ見ぬ幾(き)を照らし出す 無為の灯(ひ)、風に揺れても 何も求めず、何も執らない そのままで在ること、それだけが答え 敗れることもなく、失うこともなく (Bridge) 江海が百の谷の王となるのは ただ低きに身を置くから 民の上に立ちたければ、言葉を低くする 民の先を歩きたければ、身を後(しりえ)に へりくだることは弱さじゃない 誰とも争わない強さ、それが謙下(けんげ)の徳 (Chorus) 無為の灯(ひ)、心の奥に まだ見ぬ幾(き)を照らし出す 無為の灯(ひ)、風に揺れても 何も求めず、何も執らない そのままで在ること、それだけが答え 敗れることもなく、失うこともなく (Outro) 天下に大なる者と不肖に見られ 至大な心は至小に宿る 慈しみをもって戦えば勝利し 倹約は収斂、やがて広がりをもたらす そして先頭に立たないから、万物の長となる 無為の灯(ひ)を胸に、ただ静かに在る

