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One(仔猫ちゃん)

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V5.5

あなたが呼ぶ声が まだ聞こえてくる 何も云わなくても 約束しなくても 伝わってたリズム 私だけが知っている あいことば よりそえないけど ねぇ 最後は笑えてたかしら 「またいつか…ふっと…」 「またいつか…なんて…」 ねぇ… またいつか… --- もう会えない そう 言い聞かせているけれど 長く続いた癖は 簡単には消えない --- リズムが聞こえると 振り返る もう聞こえるはずのないのに その音に 私たちは お互いを手放した 優しく 静かに それでも沈黙のどこかで 貴方のリズムは まだ私の中で鳴っている --- 街は少し変わった 季節も巡った 鏡の中の私は また少し歳を重ねた それでも時々 雨音がほどけるたび 貴方を思い出す 忘れたはずなのに 息を止めている --- ねぇ愛というものは 時が経つほど 小さなものになる 書きかけの物語 雨に紛れた記憶 傷になるほどではなく 引き留めるほどでもなく ねぇ時々 思い出すぐらいは 許してね --- 残っているのは 雨の音だけ 愛してくれて ありがとう 共に過ごした日々を ありがとう 不思議なものね あの小さなリズムは 今もここで息をしている --- おやすみなさい