
[Intro] ざわめくホーム あ、あ、あ、ああ 途切れる息が 乱れる鼓動 朝の光はまだ遠く 僕を置いてゆく [Verse 1] 押し込まれた車両の隅で 揺れるスマホの画面に映る 消せない未読(みどく) 昨日の言葉 ノイズみたいに胸で反響(はんきょう)する 窓の外を流れる街並(まちなみ) 誰もが今日を急ぎすぎて 僕の時間だけ 止まったまま 未来を探せずにいる [Bridge] 足音が跳ねる train train train 息継ぎもできないほど 願いだけ喉につかえて あ、あ、あ、ああ 言葉にならない [Chorus] 通勤電車に揺られながら 薄い夢の残り香(が)を抱(だ)きしめて 今日もまた同じ景色の中へ あの頃の僕はどこへ行ったの? glitched voice が胸を刻む ダダダ…ってリズムで呼吸を揺らす 「大丈夫」と繰(く)り返すたび 本音だけが崩れてゆく [Verse 2] 広告(こうこく)の色が滲(にじ)んで見えて 眠気と疲れの境目(さかいめ)で揺れる 誰かのために動く毎日 僕は僕を忘れかけていた 次の駅 光が差し込んで 抱える不安も影も照らす 少しだけ胸が軽くなれば 今日をまた歩ける [Bridge 2] ざわめきが跳ねる train train train 鼓動だけ先を急ぐ 言えなかった言葉の残響(ざんきょう)が あ、あ、あ、ああ 波のように満ちる [Chorus 2] 通勤電車に飲み込まれて すれ違う夢の影を見つめる 歩幅の違う誰かの願い 押し寄せても 僕はまだここにいる glitched voice は途切れながら カクカク…って心を揺らす 「変わりたい」とつぶやいたら 少しだけ前を向けた気がした [Outro] ドアが開く 朝の風が 曖昧な今日を撫(な)でてゆく あ、あ、あ、ああ 小さな一歩を刻むように 僕はホームへ降り立つ

