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春眠、暁の中で

夜半の春 計り違えて 栗の花 夢追いかけて 四畳半 髪艶失くし 四十半 涙枯れ果て 思想犯 幽鬼の如き 死相漢 なおも なれども 舌乗せるは気宇壮大 しかし けれども 耳届くは無味乾燥 脇目振らずに走り抜いて やってきました 人の生 負うべき荷物捨て去って 向かう行く先 気にもせず ふと気づかば 鬼 振り返らば 鬼 ああ、黒く燃え上がるように 私は此処にいた 夢失って 遡上禍 戯言漏らす 粗忽漢 腰骨折れて 阻喪感 道化の如き 粗想観 なおも​ なれども 舌乗せるは意味深長 しかし けれども 耳届くは無知蒙昧 脇目振らずに走り抜いて やってきました 人の生 負うべき荷物捨て去って 向かう行く先 気にもせず だが気づかば 鬼 振り返らば 鬼 ああ、黒く淀み沈んで 私は堕ちていた 臭や 腐や 膨らむ頭蓋 匂い立つ臭気 出づる言の葉 濁り 爛れ落ちて まつろわぬは 業の果て 一切を背負わぬは幼子ばかり 年輪重ねて 覚えぬ責は やがて男を殺す 人目気にして走り抜けず 誤魔化しました 人の生 負うべき「大人」投げ捨てて 向かう行く先 知りもせず よって気づかば 獄 仰ぎ見らば 獄 ああ、黒は粘つき離れず 鬼らが責を果たせと 嘲笑っていた 我執 貪欲 慢心 無明 喝 喝 喝ッ!!