風は祈りを抱き揺らし 遠き記憶の光の果て 人の声では届かぬ空 それでも私は呼び続けた 涙ひとつで世は巡り 願いひとつで暁は差す 導けこの手に残る光 滅びの夜を照らすまで 消えし命の名を抱いて 輪廻の岸へ還らんと 痛みの花を胸に咲かせ 私という灯を灯す 春の風が人を誘い 終わりと始まりが交わる時 背を押す風は温もりを帯び それが定めと知りながら 選ばれし者ではなく ただ願いのままに生きた 導け心に残る影を 悲しみの川を渡るまで 果てた世界の夢を見て 新しき空を描かん 朽ちた祈りを紡ぎながら 私という詩を灯す 風が名を運ぶとき 想いで応える 導け終わりを越えた先へ 光と影の淡いへと そのひと時にすべてを懸け この身を風へ還してゆく 導け私を見つめる空 あなたの祈りを受け継いで 滅びの果てに芽吹く花 それが私の導灯