立ち上がって伸びる影を見た そこに確かに立っていた 特に変化はなく 変わるものといえば 日差しと共にに長さやその濃さが変わる影 僕はあまり変わってはいないんだ。 あまりに急ぎすぎて伸びる影を見落としてしまっていた 日々が過ぎる中で一体何を見ていたのだろう ”飲まれていた”とも言うのだろうか。 水の中から水を見られないように 抜け出て見れば 水の中にいたということもわかるんだ シンプルなものは 時として複雑なものだ。 それほど難しく 簡単なものでもない シンプルな言葉がいくらでも広がりを見せてしまうように そこに人の想像は広がるんだ。何色にもなって。 行間を埋める想像はいつでも自由だ いつだって 冷静にそれを見ることは とても難しいのかもしれない その人にとって大切なものならばなおさらだ。 自らを示す”しるし”であるものならばなおさらだ 盲目にもなるだろう。 そう見えるのはある意味 強みなのだろう。 そんな簡単でシンプルな言葉でもないんだろうけど。 そこにあるのは疑うことのない強い意思なのだから。 シンプルなものは 時として複雑なものだ それほど難しく 簡単なものでもない シンプルな言葉がいくらでも広がりを見せてしまうように。 そこに人の想像は広がるんだ。何色にもなって。 行間を埋める想像はいつでも自由だ いつだってね 立ち上がって伸びる影を見た そこに確かに立っていた いつものように変わらずある姿 僕はあまり変わってはいないんだ。 変わることもないかもしれないけど。