【1番】 何をやっても上手(うま)くいっていた頃(ころ) 自由に泳ぐこの足元(あしもと)に 誰かの視線(しせん)や 見えない神(かみ)の存在(そんざい)なんて 正直(しょうじき) 邪魔(じゃま)にさえ思えていた だけど ひとたび立ち止(ど)まり 加速(かそく)していく世間(せけん)の波(なみ)に 置いていかれた時(とき) 左右(さゆう)を見渡(みわた)せば 焦(あせ)りと敗北感(はいぼくかん)ばかり 「横(よこ)」の基準(きじゅん)に縛(しば)られて 僕は立ち尽(つ)くしていた 【サビ】 見上(みあ)げれば そこにあるのは 誰の評価(ひょうか)も届かない 「縦(たて)」の空(そら) 「人生(じんせい)は横(よこ)の 並走(へいそう)だけじゃない」と 静(しず)かな光(ひかり)が 心(こころ)に語(かた)りかける 条件なんてひとつもない そのままの僕(ぼく)を包(つつ)み込(こ)む 温(あたた)かな眼差(まなざ)し 失(うしな)って初(はじ)めて知った 揺(ゆ)るがない安全基地 【2番】 薬(くすり)でも消えない 虚(むな)しさの中(なか)で 知ったんだ この苦しみや試練(しれん)でさえ すべてを知る存在(そんざい)の 御手(みて) の中(なか)にあることを ただ落ち込んで 自分を責める暇(ひま)なんてない この闇もまた 命を深めるための導(みちび)きなら 僕は恐れずに 受け入れて歩き出せる 【ラストサビ】 横の比較に 傷つき疲れた魂(たましい)が 縦に伸びる 一本(いっぽん)の絆(きずな)で 解(と)き放(はな)たれていく 思い通りにならない 日々(ひび)にこそ出会えた 僕と神様(かみさま)だけの 揺(ゆ)るぎない絆(きずな) この胸に息づく光(ひかり)を抱(だ)いて 僕はもう一度 自分の足で歩き出す


