振り向いてほしい アシュレイ 婚約だなんてあんまりだわ アシュレイがメアリーと 結ばれて、 私は結婚に 価値をみいだせなくなったの。 何度 愛のない結婚をすれば 気がすむの? まわりの人々は 眉をひそめる。 私は平気なの。 一度めは戦争が 夫を奪った。 2度めの未亡人。 喪服を着て、 ダンスも踊れず、 私は若い。 レッドバトラーという 鼻につくおとこが ダンスの申し込み。 黒いドレスを着ていても、 目には見えない 大輪の赤いバラ。 はなやかに踊るの。 まっかなバラを 髪にのせて。 私はスカーレット・オハラ。 レッドは するどいひと。 私の本性を ひきずりだして おもしろがっている。 私に惚れてるみたい。 私のこころは アシュレイだけ。 黒いドレスの私が 赤いバラを アタマにのせていること。 人々はかんじている。 哀しみよりも 赤いバラのパッション。 隠せない。 私はスカーレット・オハラ。 私はメアリーのようになれない。 悔しいけど、 誰よりも美しいハート アシュレイの頼みだから、 メアリーを守りぬいたのよ、 それだけのこと。 私はスカーレット・オハラ。 どんなにつらくとも、 明日ゆっくり考えよう。