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ヴォイドの客席

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あの日着てた 白いリボン 窓辺で揺れてた 午後の光 同じ笑顔で 手を振ってるのに なぜか 誰かに見える 「新しい衣装 似合うでしょ?」 鏡の前で 踊る姿 見慣れたはずの その仕草さえ 別人の 真似事みたい 綺麗なドレス 最後の幕が降りて そこに立つのは 君のなきがら 同じ役を演じても 違う人 僕が知ってた 脚本はもうない 綺麗なドレス 終演のベルが鳴り 客席からは もう君が見えない 同じ声で 台詞を喋っても 僕の知る君の 芝居じゃないから セットが変われば 中身も変わる それが仕組みなら 僕は知ってた 新しい舞台 眩しい Spotlight 僕はただ 目を逸らすだけ 綺麗なドレス 最後の幕が降りて そこに立つのは 君のなきがら 同じ役を演じても 違う人 僕が知ってた 脚本はもうない 散らばる花束 踏みしめて 終演後の客席 僕だけが残る 幕はもう 上がらない