
[Intro] 夜の帳が 町を包む 暖簾がそっと 風に揺れる 誰にも告げず 家を出た 今夜は君と 逃げる夜 [Verse 1] 物音ひとつ 立てぬように そっと履物(はきもの) 手に抱えて 月明かりだけ 頼りにして 待ち合わせへ 急いだ 角を曲がれば 君がいた 小さな荷物を 抱えていた 「遅かったね」と 笑う君 その手をそっと 握りしめた [Pre-Chorus] 決められていた 明日のこと 親が選んだ 遠い未来 逆らうことは 怖かった それでも君を 諦めたくない [Chorus] 会いたいよ ずっと ずっと 君といたい 誰にも決められない 二人で食べる 夜の中華そば 今夜だけじゃない 会いたいよ もっと もっと そばにいたい 許されなくてもいい 湯気の向こうで 肩を並べて 二人の明日を 選びたい [Verse 2] 暖簾をくぐれば 湯気の向こう いつもの席に 二人で座る 「なににする?」と 顔を寄せ 君の横顔 見つめていた 熱いスープを ふたりですすって チャーシュー一枚 半分こして こんな小さな 幸せさえ 今までずっと 夢だった [Pre-Chorus 2] 遠くで鳴った 時を告げる鐘 君の箸が ふと止まった 「もう帰らなきゃ」 その言葉に 僕は首を振った 「帰ろう」じゃなく 「行こう」と言った [Chorus 2] 帰らない もう もう 戻らない 決められた未来へ 二人で啜る 夜の中華そば これを最後にしない 帰らない どこへ行くかも 分からない それでも君がいる 怖さを抱いて 手を握りしめ 二人の明日へ 歩き出す [Bridge] 替え玉ひとつ 頼んでみよう 今日は時間を 気にしないで 最後の一口 なんて言わず 何度でも一緒に 食べよう 君が笑って 「おいしいね」 涙を拭いて 頷いた 誰かが決めた 未来じゃなく 二人で選ぶ 未来がいい [Last Chorus] 会いたいよ もっと もっと 君に会いたい もう隠れなくていい 二人で食べた 夜の中華そば 忘れないから 会いたいよ きっと きっと 離さないから 許されなくてもいい 湯気の向こうへ 二人歩き出す まだ見ぬ明日へ 逃げてゆく [Outro] 夜明け前の 細い道 君の手を 強く握った どこへ行くかは 分からない それでも君と 行きたい もう戻らない もう迷わない 替え玉ひとつ もう一度 二人で食べよう

