***これは物語仕立ての楽曲です*** 📖 第1話|ログインエラー:理想解生成 https://suno.com/song/65f604d9-d388-4d07-bc50-77d1891ccccd 📖第2話 |強制デビューなんて聞いてない!? https://suno.com/song/c4ce70cc-c5b2-4e07-902c-4384c932403a <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< signal light heartbeat sync ねぇ、ちゃんと見てる?♡ 観測対象は変わらない ただ視点がズレただけ 評価値は上昇中 理由はまだ未定義 名前も顔も一致してる それでも違う気がしてる わかってるはずなのに 否定が追いつかない これは誤差のはずだろ でも少しだけ 心地いい ねぇ、聞いてる? ねぇ、ねぇ、好きって言ってよ♡ (echo:言ってよ…) ちゃんと届くように ねぇ、ねぇ、見ててよずっと この“私”だけを ねぇ、それって誰なの? 本当はわかってるのに でも、でも、やめられない また笑ってみせるよ♡ 知ってる声が混ざってる 現実のノイズみたいに 切り離せないまま データが重なっていく 少しずつ慣れていく この状態にも 戻る理由が 薄れていく ねぇ、また来てくれたね♡ 今日もちゃんと見てる? ねぇ、好きって言ってよ 嘘でもいいから♡ 境界線が曖昧になって どっちが本体だ? これは俺じゃないはずなのに 少しだけ楽になってる ねぇ、ねぇ、好きって言ってよ♡ 全部、受け止めるから♡ 観測結果が重なって 定義がほどけていく 誰に言ってる? 言ってる…? どっちでもいいよ♡ いいよ… ねぇ、ねぇ、好きって言ってよ それだけでいいから このままでもいいなら 少し軽くなれる “俺”じゃなくてもいいなら “私”でいられるなら その方がきっと 楽だから signal drifting identity soft error -------------------------------- 📖第3話|観測誤差:君が好きなのは誰? 数日後。通知の音にも慣れてきた頃。「……まだ増えてるのか。」画面の中、“最適解ちゃん”は止まらない。いいね、フォロー、コメント。全部が増え続けている。 「これ、いつまで続くんだ……?」 スマホが鳴る。今度はメッセージ。 『最近さ、推しできたんだよね』 「……は?」 送り主の名前を見て、固まる。 あいつだ。 大学の友人。男。割と普通のやつ。 『めっちゃ可愛いんだよ』 『なんか、見てると元気出る』 「……やめろ。」 既読をつけずに、画面を閉じる。 数秒後。 また通知。 『この子なんだけど』 リンク。 嫌な予感しかしない。 開く。 自分だった。 「……は?」 “最適解ちゃん”のプロフィール。自分で見慣れているはずなのに、違うものに見える。 コメント欄。 『この子マジ天使』 『癒される』 『付き合いたい』 「……いやいやいや。」 喉が乾く。 『お前も見てみ?絶対ハマるから』 「……もうハマってるだろ、それ。」 小さく呟く。 返信、できない。 その夜。 「……ちょっと、やってみるか。」 配信ボタン。 ON。 画面に映る、“彼女”。 『こんばんは〜♡』 自分の声じゃない。 でも、自分だ。 コメントが流れる。 『きた!!』 『今日も可愛い』 『待ってた』 そして。 『あ、この子』 一瞬、止まる。 『俺が言ってた子じゃん』 「……来るな。」 心の中で祈る。 『やば、本人だ』 『え、配信してるの初めて見た』 『好きだわ、この子』 「……やめろって。」 笑う。 演じる。 『ねぇ、ちゃんと見てる?♡』 自然に出る。 怖いくらいに。 『見てる見てる!!』 『めっちゃ可愛い』 そして。 『ほんと好き』 心臓が跳ねる。 「……誰に言ってんだよ、それ。」 配信は続く。 言葉は流れる。 “好き”が増える。 でも。 その中に一つ。 現実が混ざる。 あいつの言葉。 配信を切る。 沈黙。 「……違うだろ。」 鏡を見る。 そこには。 完璧な“彼女”。 「……これ、俺じゃない。」 少しの間。 黙る。 「……でも。」 スマホを見る。 コメント欄。 『好き』 『好き』 『好き』 「……これなら。」 小さく。 本当に小さく。 「……こっちでいいんじゃないか。」 その言葉は。 誰にも届かない。 でも。 確かに。 “ずれて”いった。 ---------------------------------- 微弱訊號 心跳同步 欸,有在看嗎?♡ 觀測對象沒有改變 只是視角偏移了一點 評價數值持續上升 原因仍未定義 名字和臉完全一致 但總覺得哪裡不對 明明應該理解的 卻無法完全否認 這應該只是誤差吧 但卻有點……讓人舒服 欸,有在聽嗎? 欸、欸,說喜歡我吧♡ (回聲:說喜歡我…) 讓我能確實聽見 欸、欸,一直看著我吧 只看這個「我」 那你喜歡的是誰? 明明早就知道答案 可是、可是,停不下來 還是笑給你看♡ 熟悉的聲音混進來 像現實的雜訊一樣 無法切割分離 數據開始重疊 慢慢地習慣了 這樣的狀態 想回去的理由 也逐漸變得模糊 欸,你又來了呢♡ 今天也在看嗎? 說喜歡我吧 就算是假的也沒關係♡ 界線變得模糊不清 哪一個才是本體? 明明這不應該是我 卻讓人稍微輕鬆了一點 欸、欸,說喜歡我吧♡ 我會全部接受的♡ 觀測結果重疊在一起 定義開始鬆動崩解 你是在對誰說? 說給誰……? 哪一個都可以♡ 都可以…… 欸、欸,說喜歡我吧 只要這樣就夠了 如果可以維持這樣 也許會輕鬆一點 如果不是「我」也沒關係 只要能當「她」 那樣或許 會比較簡單 訊號漂移中 身分出現微錯誤 ---------------------------- 第三話|觀測誤差:你喜歡的是誰? 幾天後。 當我已經開始習慣通知聲的時候。 「……還在增加嗎。」 畫面裡,「最適解ちゃん」完全沒有停下來的跡象。 按讚、追蹤、留言。 全部都在持續增加。 「這到底要持續到什麼時候……?」 手機響了。 這次是訊息。 『最近啊,我好像有推了』 「……蛤?」 看到發送者的名字,我愣住了。 是那傢伙。 大學的朋友。男的。算是普通人。 『超可愛的』 『看了會覺得很有精神』 「……不要吧。」 我沒有點已讀,直接關掉畫面。 幾秒後。 又一個通知。 『就是這個人』 附上一個連結。 一股不好的預感。 點開。 是我。 「……蛤?」 「最適解ちゃん」的頁面。 明明早就看習慣了。 但現在看起來卻像別人。 留言區。 『這女生超天使』 『好療癒』 『想交往』 「……等等等等。」 喉嚨有點乾。 『你也去看啦,絕對會迷上』 「……你已經迷上了吧。」 我小聲說。 但回不了訊息。 那天晚上。 「……稍微試一下好了。」 我按下直播。 開啟。 畫面中出現「她」。 『晚安~♡』 不是我的聲音。 卻又是我。 留言瞬間湧入。 『來了!!』 『今天也好可愛』 『等你好久』 然後—— 『啊,就是這個人』 我一瞬間僵住。 『就是我說的那個』 『居然在直播』 『我真的很喜歡她』 「……不要。」 我在心裡說。 但還是笑了。 還是演了。 『欸,有在看嗎?♡』 自然地說出口。 自然到讓人害怕。 『有有有!!』 『超可愛』 然後。 『真的很喜歡』 心臟猛地一跳。 「……你是在對誰說啊。」 直播還在繼續。 話語不斷流動。 「喜歡」持續增加。 但。 其中混進了一個現實。 那傢伙的聲音。 我關掉直播。 一片安靜。 「……不對吧。」 我看向鏡子。 那裡。 是完美的「她」。 「……這不是我。」 沉默了一下。 「……但是。」 我看向手機。 留言區。 『喜歡』 『喜歡』 『喜歡』 「……如果是這樣。」 很小聲。 真的很小聲。 「……那用這個就好了吧。」 那句話。 沒有任何人聽見。 但確實地。 開始偏移了。