
ふぅ... Breathe in... let it go tonight... 玄関のドア 鍵を閉めたら 今日の私は ここでおしまい スマホの画面 伏せて置いたテーブル 間接照明の琥珀が 部屋の角を丸くする 背中のホック 指先で外せば きゅっと縮んでいた 呼吸の気配 昼の鎧を 脱ぎ捨てた素肌へ 滑るように馴染む シルクのインナー 締め付けない 優しく守られてる 肋骨がふっと 夜の波に浮かぶ Ah... ただいま わたし 重力をほどいて 夜に委ねるの シルクの繭が そっとわたしを抱きしめ直す Breathe in, breathe out... 誰の視線も届かない このベッドの上で ありのままの輪郭を 愛してあげる My own soft shape... この温もりでいい 鏡の前の私 背筋を緩めて 無理して作った 笑顔をオフにする リネンのシーツ 沈み込む肩 バストを包む 柔らかいホールド 誰かのための カタチじゃなくて 息をするのが楽な 私の質量 胸元の鼓動が トク・トク・と スローなテンポに ほどけていく 評価の言葉も 焦る気持ちも 全部この部屋の 外に置いてきた Just slow down... 揺れる体温を そのまま慈しむの 柔らかく満ちる わたしだけの夜のグラデーション Touch my heart, touch my skin... 頑張ってきた身体を そっと撫でるように 欠けたところも愛しい 私のシルエット No need to change... この静けさでいい ワイヤーの跡が 消えていくように 心の結び目も ほどけていく 誰かに見せるためじゃない わたしが わたしを 愛するための夜 Yeah... 重力をほどいて 深く満たされるの シルクの繭に すべてを預けて眠るわ Breathe in, breathe out... 愛おしいこの輪郭 抱きしめ続ける My precious self, 世界でひとつだけの わたしのカタチ 琥珀の灯りを そっと消して おやすみ わたし ふぅ...

