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シャオメイ(小梅)

V5.5

[Verse1] 寝不足のまま降りた 台北の朝 スクーターの波に押されて 少し笑った 西門(シーメン)の裏通り 小さな食堂で 蛋餅(ダンビン)をひとつ頼んで ひと息ついた 言葉がうまく出なくて 目を逸らしたとき 「日本の人ですか?」って 君が話しかけた [Pre-Chorus1] 「日本語 勉強してるの」って 少し誇らしげに笑う 豆漿(ドウジャン)の湯気の向こう 柔らかく揺れる声 [Chorus1] シャオメイ 君の名前を 何度も口にしてみるよ 甘くて少し照れる響きが この旅を変えていく 迪化街(ディーホアジエ)の風も 街のざわめきも 遠くに霞んでいくよ 毎朝ここで会おうって 当たり前みたいに言えた [Verse2] 夕暮れに誘われて 並んで歩いた 士林(シーリン)の夜市の灯り はぐれない距離 「これ食べてみて」って 笑って差し出す 魯肉飯(ルーローハン)の匂いに 胸がほどけた 同じスプーンで食べて 笑い合ったのに 言いたい言葉ひとつ 飲み込んでいた [Pre-Chorus1] 楽しい時間のあとほど 静けさが怖くなる 「また明日ね」の一言が 少しだけ遠くなる [Chorus2] シャオメイ 君の横顔 ネオンに溶けていくけど 触れられそうで触れない距離が 胸をしめつける 笑っているその理由を 僕はまだ知らないまま 終わりが来ることだけ わかってた気がした [Hook] 帰りのバスの窓に 映る横顔 「また来てね」の文字が 消せないままで 打ちかけた言葉たち 全部やめて 「ありがとう」だけ送った 弱い僕だった [Bridge] 日本に戻ってからも 変わらない日々 パイナップルをかじるたび 君を思い出す マンゴーの甘さまで 少し切なくて ただの思い出じゃないと やっと気づいた [Chorus3] シャオメイ 今度はちゃんと 伝えに行くつもりだよ 「大好きだよ」って たったそれだけを 逃げずに言うために 台北の朝の匂いも 夜のざわめきも全部 君がいたから特別だと 今なら言えるから [Outro] シャオメイ もしもまた 同じ場所で会えたなら 「また来たよ」じゃ足りないね 今度は帰らない理由を持ってく