
そっと風に揺れた ひとひらの memory ふたり歩いた道 いまは私ひとり 笑い合った日々が 指先に残って 触れたらすぐに こぼれそうになるよ 胸に残した小さな泡が そっと痛みを運んでくる 君を思い出すたびに 言えなかった想いだけ 浮かんでしまうの 私の恋は 儚い光みたいに 高く飛んで 空に溶けてった 届くと思ってた あの日の気持ち 触れた瞬間 音もなく消えてく それでも今 君を想えば 胸の奥で かすかな灯りが揺れてる 言えなかった “好き” の続きが まだ息をしてる 交わしたささやきが 今もまだ残って ふいに胸の奥で 優しく鳴り出す あの日すれ違った 小さな気持ちたち もう少しだけ 素直でいられたなら 君の言葉ひとつだけで 未来が変わる気がしてた 触れられない距離のまま 信じていたかったの 私の恋は 淡い光みたいに 指のすき間 するり抜けてった 描いた未来さえ 手のひらの上で ひと息だけ残して 消えてしまった それでもまだ 名前呼ぶたび 胸の中で 切なさがひらく 触れられなかった想いが 今も空をさまよう 風にまぎれて 消えていく声 触れられない想いだけが 胸に残ったまま もしもあの日 少しだけ強く 君の名前を呼べていたなら ふわり広がる 淡い温度が まだ私の世界を そっと照らしてる 手を伸ばしても 届かないけれど なくした未来を まだ探してしまう ねぇ 誰よりも大切だった 君の影を想うたび 心の奥の小さな泡が そっと息をして 揺れてるの 歩き出せる日がくるまで この気持ちは 閉じ込めないで いつか風が運んでくれたら また君に届くかな… 淡く光る 記憶のかけら 空にゆれて きえていくけど それでもまだ 胸のどこかで 君を想ってる 静かに 静かに 溶けていくように——


