Song Cover Image

雲の向こう【ミューレンベルギア】

V6-MINI

秋の夕空が 街を染めていく頃 丘の上の道を 一人歩いている 遠くから見れば 優しいピンクの雲 近づけば届かない 細い草の波 あなたの言葉を ひとつずつ思い出しては 解けなくなった糸を 静かに撫でていた 風に揺れる霞のように あなたの面影は 手をすり抜けて消えていく 形の違う思いを 自然のまま受け止められたら 今の二人は違っていたのかな 群れて広がるほどに 愛しさは色を増して 群れて揺れるほどに 孤独が目立っていく 倒れそうで倒れない 繊細な美しさで 私は今日も この季節を彩る 夕日を背に受けたときだけ 輝いて見える花があるように あなたという光があったから 私は揺れていたのかもしれない 幻想的に染まっていく秋の果てに さよならの理由を 静かに風へと解き放つ 形のない愛の景色を 美しかったと 今は言えるから ピンクの雲の向こう側 私は 私の 明日へと 歩き出す 誰も知らない名前のままで 静かに 揺れながら