旅の終わりに 手のひらに 小さな種を残してきた まだ名前も 形もない でも確かに 未来の設計図 遠くで見た 失敗の跡 記録に刻んだ 無数の選択 持ち帰ったのは 答えじゃない 「どうすればいいか」という可能性 その種を そのままじゃ きっと育たないって思ったんだ 風も 水も 足りないなら 整える場所が必要でしょ 間違えないように 急ぎすぎないように 毎日できることを書き足して 誰でも使えるように 土を耕すみたいに 整えていく 計画は 願いのままじゃ 現実には 届かない でも 準備された想いなら ちゃんと根を張れる 持ち帰った種を 整えた土に植えて まだ見えない未来を ここから育てていく 理想だけじゃなく 手を汚しながら 小さな一歩を 確かな形にする 誰か一人じゃ 足りなかった 想いと 準備と 決断が 揃った今なら 蒔かれた種は 土に守られ 注がれた想いが 命を呼び起こす 正しさよりも 続けられること それが再生の ほんとうの条件 荒れた土地でも 人がいれば 何度でも 始められる ぼくらの星で 芽吹いた光は 過去の失敗を 否定しない 積み重ねたすべてが 今につながって 星はゆっくり 息を吹き返す


