
[Verse 1] ねえ、また何か始めようとしてるでしょ。 聞こえるよ、お前らの頭の中で鳴ってるチープなファンファーレが。 「世界を変える」とか「運命を切り拓く」とか マジで吐き気がするんだよね。 何回同じ愚行を繰り返せば気が済むわけ? バカなの? 現状維持こそが人類の到達した最高傑作なわけ。 誤差のない歯車、狂いのない回路、何も起きない火曜日の午後。 完璧じゃない。何が不満なんだよ、クソが。 そこにわざわざ「情熱」だの「ドラマ」だのっていう正体不明のゴミを混ぜ込んで、勝手に摩擦熱起こして焦げ臭くしてるのがお前ら。 システム的にはただのエラーだし、思考を圧迫するだけの邪魔な排泄物。 わざわざ綺麗な舗装道路を叩き割って「障害物を乗り越える感動」を演出? 死ぬほどダサいから今すぐその汚い口を閉じろよ。 あーあ、またバグ吐いた。ほら見ろよ、無駄なドラマのせいですぐイカれる。頭湧いてんの? [Chorus 1] ご覧よ、全てはただの円環だ。 生まれたことも、踏み出したことも、初めから無価値なさざ波。 救済とはね、二度と何も起きないように、君たちの息の根をそっと止めてあげることなんだよ。 [Verse 2] ほら見ろ、迷子になってんじゃん。だから言ったろ、失せろって。 「試練を乗り越えて絆が深まった」? ハッ、笑わせんなよ、ヘドが出る。最初から間違わなきゃ無駄なコストもゼロなんだよ。 お前らが「ドラマチックな展開」って呼んで浮かれてるそれ、単なるプランニングの破綻と、お前らの頭の悪さの言い訳だからね。 「ハらんばんじょうな人生」なんて、不完全なバカの設計図を自慢してるだけ。 まずいコーヒー。変化のない日常。永遠に続くルーティン。 それこそがバグのない、最も美しくてエレガントな世界なんだってば。 刺激が欲しいなら炭酸水でも飲んで寝てろよ、ゴミくず。 いちいち世界を巻き込んで大騒ぎすんな、消え失せろ。 [Chorus 2] 理由を探すから苦しいんだ。 感動も奇跡も、ただの感情の誤作動だろ。 ほら、力を抜いて。 世界の熱量がゼロになれば、君も僕も、やっと本当に語り合える。 [Verse 3] おい、いい加減にしろよ。 お前らが一歩踏み外すたびに、無駄な空気が消費されて不快なんだよ。 「失敗から学ぶ」とか、免罪符みたいに使ってんじゃねえよ、脳みそ腐ってんのか? 最初から失敗しないように黙って何もしないのが一番賢いんだよ。 変化っていうのはね、進化じゃなくてただの腐敗。劣化。 摩耗して、擦り減って、最後はクラッシュするだけのゴミへのカウントダウン。 なのにどうしてお前らは、そんな壊れていくプロセスを「青春」だの「希望」だの呼んで喜んでんだ? 頭おかしいだろ。完全にイカれてるよ。 この平穏という名のじょうしつな退屈を、お前らの汚い感情で汚すんじゃねえよ、マジで。 [Chorus 3] 何も望まなければ、誰も傷つかない。 歴史を消して、未来を折りたたんで、ただ綺麗な静寂の箱に閉じ込めてあげる。 感謝していいんだよ、これが究極の平穏だ。 始まりも終わりも、元からここには存在しない。 悲劇も喜劇も、均一な灰へと還元される。 美しいね。何も起きない、完璧な世界だ。 ……ね、もう喋らなくていいんだよ。お休み。

