霞む情景  滲む風景 忘れもしないその影を いつまでも追いかけたり 目で追ってもその陰が見えなくなれば 夏が飛び込んで来るんだ いつしかの情景 思い出せば その笑顔も焼き付いて 影に溶けてしまえば 確かにあったものなんて疑って 受け止められないことだってあるんだ その背中を追いかければ いつの間にか小さくなって そんなことにいつしか気がついて 時の流れを感じてみたりね なんだかあっという間だった 別に終わりにしようだなんて思わないよ 忘れることもないんだ 泣きはらす目に映るものは真実 目を背ける現実 信じられないことだって この身に染み渡ってきた頃 その波に溺れそうになって 何もなくなってしまうんだ そんな想いに流されて ただそこに立つ僕の両足が この身を支えることしかできなくて 無力さにいつしか胸を痛めて 押し寄せる現実に流されても まだ あの背中を追いかけて 言葉にならない言葉 君に送るためのメロディ 形にならない心 揺れる光 遠ざかる陰 送る人  迎える人 静かに 静かに 霞んでいく君に そっと手を振って 追いかける背中に 少しの祈りを いつまでも続けと この瞬間を