
乾いた夜の 喉の奥に 名前もないまま ひびが入る 指先だけが 真実みたいで 触れた瞬間に ほどけてしまう まだ熱を 持っているなら このまま 冷めないで 固い殻を 脱ぎ捨てて 君の形へ 落ちていく あぁ 水になる 君の手で 水になる…… こぼれても 消えないで この胸ごと 水になる 朝のコップに 残る影まで 見つめていたよ ひとりでずっと 強がるたびに 重たくなるなら やさしい流れに 身を任せる 割れた夢も 尖った言葉も 少しずつ 丸くして 息をするたび 透き通って 君のそばで 満ちていく あぁ水になる 君の手で 水になる…… こぼれても 消えないで この胸ごと 水になる 置いてきた痛みが 底で眠ってる 掬い上げなくていい そのままでいい 名前を呼ばれたら 波になって 君のほうへ 静かに寄る 水になる 水になる 君の手で 水になる こぼれても 消えないで この胸ごと 水になる 水になる 水になる 君の手で 水になる

