『口だけ番長』 157 BPM/7 Verse/Hookなし 【Verse 1】 口では百人、動くと一人 「あれせえ、これせえ」監督気取り ほな自分でやって、言うたら急に用事 笛だけ持ってる、試合には出えへん ベンチから野次って、お前ユニフォームすら着てへんやん。 【Verse 2】 「忙しい忙しい」今日も大繁盛 何が忙しいか聞いたら説明で一時間 簡単なことほど大仕事みたいに運ぶ コンビニ行っただけで遠征した顔 豆腐一丁運んで、引っ越し終えた顔すな。 【Verse 3】 人のミス見つけりゃ祭りが始まる 太鼓叩いて町内中に知らせる 自分がミスれば「あいつが」「こいつが」 責任だけコロコロ坂道くだる お前の失敗、毎回知らん家の表札ついとるぞ。 【Verse 4】 「俺ならこうする」「普通こうやろ」 口から正解、なんぼでも出てくる やらせてみたら手ぇ止まってキョロキョロ 料理せん奴ほど塩加減にうるさい 厨房入った瞬間、評論家から迷子。 【Verse 5】 ちょっと手伝って全部やった顔 最後のネジ締め「俺が直した」 神輿の端っこ二秒だけ触って 祭り終われば俺が担いだ ケーキにイチゴ乗せただけで、パティシエ名乗んな。 【Verse 6】 「俺は厳しく育った」また始まった 苦労話だけ毎年豊作 せやから他人にも厳しくする? 腐ったミカンを次の箱へ移すな 昔しばかれた自慢、ポイントカードちゃうぞ。 【Verse 7】 人を見る目は虫メガネ 自分を見る時だけ目ぇつぶる 認めへん、謝らへん、また繰り返す そら何年経っても同じ場所や 鏡に文句言う前に、映っとる方を直せ——口だけ番長、ずっと。


