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きっと、どこかで…

夜のすきまに 名前を呼んだ 返事はなくても あの日のままで 気づけば探してた あなたが笑った場所 夕暮れが肩に落ちて 歩くたび少し痛む なんでもない仕草や ありふれた言葉が こんなにも私を つないでいたんだね 「大丈夫」って言えなくて 強がってばかりだった あの時の私に今 そっと触れてあげたい きっと、どこかで あなたはまだ 優しい声で笑っている もう届かなくても 消えないままの あの日の温度がここにある さよならの代わりにつないだ想いは 今も私を生かしている きっと、どこかで… きっと、どこかで… ひとりで歩く日々 少しは慣れたけれど ふとした風の匂いに あなたがよく混じる 閉じ込めたはずの涙 季節とともにほどけて 痛みよりも先に やさしさが残った 「ありがとう」を言いたくて でも遅すぎた気がして それでも言わせていい? ここにいる私から きっと、どこかで あなたもきっと 同じ空を見て笑ってる 会えなくてもいいよ この気持ちだけ ちゃんとここで呼吸してる あの日託されたぬくもりすべてが 今の私を照らしている きっと、どこかで… きっと、どこかで… 忘れないよ 忘れられないよ でも それは悲しみじゃない 想いはただ 静かにここで 生きている きっと、どこかで また会えたなら 言葉はいらない ただ目を見て 「元気だった?」って それだけでいい それだけで やっと笑える 遠く離れても 思い出じゃなく 心の中で続いている きっと、どこかで… きっと、どこかで… 夜明け前の空に 小さく名前を呼んだ