散らかった床に散乱する 夢と現実のログファイル 背中を押すのは空腹感 ドラゴンは胃の中で咆哮している 窓の外は未知のダンジョン 街灯の光は誘いのトーチ 敵は誰だ? 冷たい視線? それとも自分の弱さか 鎧を着込む 古びたスウェット 盾はスマホ 輝く画面 一歩踏み出す 外界の風に 荒れ狂う嵐を心に感じて 電柱の影はモンスターの牙 自販機の光はセーブポイント 一歩進むたび鼓動が高鳴る これが「冒険」というやつか 鎧を着込む 古びたスウェット 盾はスマホ 輝く画面 一歩踏み出す 外界の風に 昂ぶる熱を心に感じて コンビニの扉は異世界のゲート 冷気が肌を刺す試練の証 商品棚の向こう側に 「勇者よ、何を求める?」と囁く声 レジに並ぶ 震える右手 武器は小銭 輝く戦利品 会計の音色が勝利のファンファーレ 日常に戻る足音響かせて 家に戻れば また静寂の城 でも今日の私は違う気がする この胸に宿る 小さな誇り それが私の勇者の証明