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マンガどころじゃない

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V5.5

【Aメロ】 「次の巻(カン)、ある?」 君はいつもの顔で 僕の部屋のドアを開ける 漫画を読むだけなのに 君が来る日は 少しだけ浮く 散らかったプラモの箱 踏まないように 勝手に冷蔵庫を開けて コーラを取る 斜め後ろのソファ 読みかけのジャンプ 君はページをめくってる 僕は見ないふり 【Bメロ】 君が好きだと言った漫画 次の巻(カン)だけ発売日に買った 「偶然だよ」って言ったけど 本当は昨日から 待っていた 【Cメロ】 ベッドにころんと寝転んで 君はページをめくってる 「ねえ、この続きどうなるの?」 知るわけない 君のほうが気になって マンガどころじゃない 【サビ】 頼むからそんなに 近づかないでくれよ 君のシャンプーの香りが 部屋いっぱいに残る 「ねえ、これ面白い?」 笑う横顔 ドギマギ隠して 画面を見つめる ただマンガを読むだけの 秘密の放課後 【2サビ】 「ここ、主人公バカじゃん」 君が笑って 僕もつられて笑う いつもの部屋なのに 今日はやけに狭い 本棚も 机も 何も変わらないのに 君がいるだけで 全部が違って見える 【大サビ】 「あ、もうこんな時間」 君が立ち上がる 夕暮れのチャイムが 窓の向こうで鳴っている 「あしたも来ていい?」 そんなことを 普通の顔で言うから 僕はただ 「うん」って答える 【ラストサビ】 君がドアを閉めたあと 急に静かな部屋 読みかけのマンガを開いても もう頭に入らない さっきまで君がいた ベッドを見つめて 次の巻(カン)を買いに行こう 明日の放課後のために 夕陽がやけに眩しい マンガどころじゃない