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氷菓

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V5.5

[Intro] [Piano] [Soft Violin] [Subtle Summer Ambience] [Very Distant Cicadas] [Verse 1] 夕暮れ前の帰り道 影だけ長く伸びていた 君が隣で笑ってた それだけで嬉しかった。 汗ばんだ手のひらに 小さな冷たさを握って 溶けてしまうのが惜しくて 二人でゆっくり食べた。 [Pre-Chorus] 蝉の声が遠くなって 空気が少し変わった あの日の空の色だけは 今も覚えている [Chorus] あの日の冷たさは あっという間に消えた 君と話したことも 少しずつ遠くなった それでもあの夏を 忘れたくはないから 消えてしまった時間を 胸の奥でそっと抱いた [Instrumental Interlude] [Piano Arpeggio] [Soft Violin Solo] [Acoustic Guitar Enters Gently] [Verse 2] あれから何度も夏が来て 季節だけが先を急ぐ 同じ道を歩いても 景色は少し違っていた。 君が好きだと言っていた あの看板を見かけるたび 言えなかったあの言葉が 胸の奥によみがえる [Pre-Chorus 2] あの日言えなかったこと 今なら言える気がする だけど届かない言葉は 蝉の声に紛れていく [Chorus 2] あの日の甘ささえ 指先から消えていった 冷たかったはずなのに なぜか少し温かかった。 君と見ていた空を 今も時々探してる 見つからなくてもいい それだけで夏を思い出せる [Instrumental Break] [Violin Solo] [Piano Arpeggio] [Subtle Summer Ambience] [Gradual Dynamic Build] [Bridge] もしもあの日に戻れたら 何を話すだろう? 「また明日」と笑う君に ちゃんと手を振るだろう さよならじゃなかった あれはただの夕暮れ そう思えるようになるまで 少し時間がかかった [Final Chorus] 今年の夏もまた あの日と同じものを買った ひとりで味わう甘さは あの日とは違っていた だけど消えていくたび なぜか笑える気がした なくなってしまうものだから 大切にできたんだ [Final Verse] 夕暮れ前の帰り道 あの日と同じ蝉の声 立ち止まらずに歩いてく 少しだけ空を見上げて [Final Chorus] あの日の甘さは もうどこにもないけれど 君と過ごした夏まで 消えたわけじゃないから いつかまた夏が来て 誰かと笑えたなら あの日の僕にもそっと 「ありがとう」と言えるだろう [Long Outro] [Soft Violin] [Piano Gradually Fades] [Very Distant Cicadas] 夏の終わりに 蝉の声が遠ざかる 溶けたあとに残った 小さな記憶を抱いて 歩いていく [Instrumental Outro] [Soft Violin Sustained Note] [Piano Fade Out] [END]