[Verse 1] 内線が鳴った 声が聞こえた 胸が高まった ざわついて それでも敬語で応えた 声が少し震えた 書類を持って 廊下を歩いた [Verse 2] 空いた応接室 在室中に切り替えて 窓はない 照明が落ちる 抱き寄せられて 口紅の口は逃げた 指だけが絡んだ 五分(ごふん)が過ぎ 十分(じゅっぷん)が過ぎ 戻ろう [Chorus] 夕方 あのホームで待っていて 繋いだ手はそのまま 初めて 真美(まみ)の部屋まで入った 応接室で止まった口が ようやく触れた [Verse 3] 狭い風呂 狭いベッド 真美(まみ)のサイズだった 居れば居るほど 別れが辛くなる 残業の言い訳が伸びる 部屋を出るまで 指を離そうとしない [Outro] 明日は並んで出ない ホームでまた待つ 翌日の最後に 指が残った