
離れた場所で二人は生まれた はじめは互いに小さな体で 弾けるように笑い戯れた 母の暖かなまなざしの側で 春を迎えるたびに二人は はみ出して戻ることを覚えた 這いつくばって叶えた願いは 儚かった でも、誇りに思えた 八月のある日、二人は出会った 初めて触れた手 二人はすぐに 半分ずつの球体だと知った 花の冠 白いオリーブに 憚ることなく二人は誓った 果てしなく共に過ごせるように はなれたばしょでふたりはうまれた はじめわたがいにちいさなからだで はじけるようにわらいたわむれた ははのあたたかなまなざしのそばで はるをむかえるたびにふたりは はみだしてもどることをおぼえた はいつくばってかなえたねがいは はかなかった でも ほこりにおもえた はちがつのあるひ ふたりはであった はじめてふれたて ふたりはすぐに はんぶんずつのきゅうたいだとしった はなのかんむり しろいおりーぶに はばかることなくふたりはちかった はてしなくともにすごせるように

