
さすがに情けなくなってくる。 毎日、くだらない夢ばかり見るのだ。 本当にどうしようもない夢。 話す気にもなれない、つまらない夢。 恥ずかしくなるほどくだらなくて 救いようもない最低の夢の繰り返しなのだ。 しかし、夢の事なんかどうでもいい。 現実さえ楽しければ、それでいいのだ。 実際、なかなかうまくやっていると思う。 豊かな生活、両手に花。 思い通りの輝かしい人生。 そうなのだ。 なにをやっても成功してしまうのだ。 事がうまく運び過ぎる気さえする。 まるで、なんというか そう、まるで夢みたいなのだ。 本当に夢ではないかと心配になるくらいだ。 まさか、そんな事はないだろうけどさ。 そうだよ。 これが夢であるはずがない。 なにしろ、こんなにうまくいってるのだから。 まるで夢みたいにうまくいってるのだから。 ん? ああ、誰だ? やめろ。 やめてくれ。 お願いだから このまま、ほっといてくれ!

