不純物まで取り除いて 味気なくなった正論 角の取れた言葉ばかり 器用に街を泳いでる はみ出した跡を隠すように 似たような はやりを選んで 自由になったはずなのに 息苦しさだけ残ってる 馴染めないまま 馴染んだふりを覚えて 上手になったぶんだけ 少しつまらなくなった アンチロックシンドローム 歓声の中では眠れない 綺麗に揃った足並みを 横目に独り歩いてく 似合わないままで構わない 分かりやすくなくていい 僕に残った違和感を まだ消さずにいたい 尖ったものまで磨かれて 綺麗な棚に並んでいる 触れれば痛かったはずなのに 今では誰でも手に取れる いつか嫌ったものさえも 気づけば不器用に着こなして 鏡に映ったその姿を 少し長めに見つめてた 変わったのか? 慣れてしまったのか? 未来はまだ 決めなくていい アンチロックシンドローム 静かな場所ほど耳を澄ます 当たり前に紛れたものを 見落とさないでいたいだけ 綺麗に終わらなくていい 予定通りじゃつまらない 忘れた頃に引っ掛かる そんな感覚を覚えてる 好きだったものを嫌って 嫌ったものをまた選んで 離れた距離のぶんだけ 僕は違う他人に見えてくる アンチロックシンドローム 流行りの熱では足りなくて 誰かと同じ感動より この鼓動だけ確かめたい うまく名前にできなくても 確かに残るものがある 消そうとするほど鮮明に 胸の奥に残り続ける