
惨痛の獄
[Intro with Trembling and brooding whisper] 錆びついた 秒針が 傷を刻む 夜の隅 誰ももう 呼ばぬ名を 喉の奥で 噛み潰した [Verse A with Trembling and brooding vocal] 煤けた窓に映る 亡霊めいたこの影へ 幾度 問いかけても 返るのは 冷えた静寂 あの日 差し伸べた指は 確かにそこへ触れたのに 掬えなかった温度だけが 爪の隙間に残っている [Verse B with Trembling and brooding vocal] 赦されたいわけじゃない 忘れたいわけでもない ただ ひとつだけ 果たせなかった約束が 腐りきれずに胸の底 まだ脈を打ち続けている [Chorus with Trembling and brooding vocal] どうして どうして あの時 声にできなかったの 砕けた祈りが 肺を満たして 呼吸のたび 私を裂く 消えたい 消えない この悔恨だけが生きていて 閉ざした世界の底 何度も 何度も あなたの名を処刑する [Verse A' with Trembling and brooding vocal] 朝焼けさえも今は 焼け跡みたいに滲んで 新しい季節など 私にはもう 罰でしかない 誰かが笑うたび 遠くで軋む鉄格子 置き去りの昨日だけが ここに還れと手招く [Verse B' with Trembling and brooding vocal] もしも時間を裂いて あの日へ落ちてゆけたなら 何を壊してでも あなたを引き止めただろう そんな妄執の残骸を 抱いて眠ることにも慣れた [Chorus with Trembling and brooding vocal] 痛いよ 痛いよ 叫んで届く場所ならよかった 零れた言葉が 首を絞めるたび 罪だけが鮮やかになる 逝けない 逝かない この未練だけが檻になる 凍てつく世界の底 私は 私を 幾千回も葬ってる [Bridge with Madness scream] ねえ もしもあなたが どこかで安らぎの夢を見ているなら どうか この執着ごと 私を忘れて それなのに それなのに 忘れられることが いちばん怖い [Last Chorus with Madness scream] どうして どうして まだあなたを離せないままで 朽ちゆく祈りを 抱きしめながら 自ら獄を閉ざしてゆく 消えたい 消えない この惨痛だけが灯火で 報われぬ願いごと 焼け爛れながら 今日も私を生かしている この胸の奥 終われないままの 『さよなら』だけを 繰り返して [Outro] 錆びついた 秒針が またひとつ 夜を裂いた 誰ももう 呼ばぬ名を ただ静かに 飲み込んで
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