スマホの画面に映る他人の幸せ ベッドから這い出る気力もない ソファに脱ぎ捨てられたままの服 昨日できたシワを横目で数える朝 駅のホームで肩がぶつかった 見知らぬ人 咄嗟に出た声 もう届かない 満員電車の中イヤホンで 世界を閉じる 言葉が出ないのは 言いたいことが多すぎるから 何者にもなれないのは なりたいものが多すぎるから イメージしろ今とは違う自分 声が枯れるほど叫びたい気持ちは ずっと胸(ここ)にある 片っぽだけ充電が切れたイヤホン 現実に引き戻されてく心 自分の居場所はここじゃないのに 足がうまく言うことを きいてくれない 忘れたくないものほど いつの間にか遠ざかって この手からこぼれていくんだ だけど確かに胸の奥で まだ消えないまま 夢を描けないのは いろんなことを知りすぎたから 独りになりたくないのは 温もりをまだ覚えてるから 気づいたよ変わりたい自分 声にならなくても伝えたい気持ちは ずっと胸(ここ)にある 夕暮れの交差点 人の流れに逆らって歩く 行き先なんて どこでもいいはずなのに それでもいつか 辿り着きたい場所がある 言葉が出ないなら 今ここで自分の名前を叫べ まだ何者でもないなら これから何にだってなれる イメージしたその先に待つ未来 声が枯れるほど叫びたい気持ちを 声にするときだ