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キミの好きな味

[Intro] チャイムのあとで振り向いた 「ラーメン行こ」のその一言 巻いた毛先が意味もなく 風の前で揺れている [Verse 1] 初めての道を キミと歩く やってきたお店 のれんの赤が似合うなんて 知らなかったよ そんなこと 向かい合わせの近い席 お冷の音まで近すぎる 何でもないふりして座る にんにく今日は迷ってる [Pre-Chorus] 「ここ、うまいよ」って笑うたび うなずく声が少し浮く まだひと口も食べてないのに 熱いのはたぶんこっちだけ [Chorus] キミの好きな味 ちょっとだけ真似してみたい 啜る音まで近いから 胸のあたりが落ち着かない はしたないかな なんてより 同じ湯気を見ていたい 知らなかったこだわりが またひとつ好きになる [Verse 2] 湯気の向こうで目が細くなる 「麺はかため」がキミらしい ねぎは多めが好きなんだ そんな小さなことがうれしい れんげを持つ手 見てしまう 「熱いよ」なんて笑うから ちゃんと啜れる自信なんて 最初からもうなかった [Pre-Chorus] 服につく匂い 気になるし 髪の先まで熱を持つし それでも今日はいやじゃない 身近なままでやさしいね [Chorus] 近すぎる席 近い湯気 うまく目なんて合わせられない にんにく入れる勇気より キミを知りたい気持ちが勝つ 帰り道まであたたかい こんなふうでもいいんだね 知らなかったキミのこと またひとつ好きになる [Bridge] 学校帰りのラーメン屋さん ちょっと無防備で困るけど 飾れないまま笑えたこと きっと今日を ずっと覚えてる [Final Chorus] キミの好きな味 今日だけちょっと真似してみる 啜る音さえ近いから もう平気なふりできない にんにく少し入れてみる 同じ湯気のそばにいたい 身近なままのやさしさを また明日も知れたらいい 帰り道まであたたかい 次はどれがおすすめか ちゃんと聞かせて [Final Outro] のれんが揺れて また明日 次も一緒に食べに来よう [End]