ほどけない夜を 何度も指でなぞって 選ばなかった道ばかり 遠くで綺麗に見えていた 正しかったのかなんて 今も分からない ただこのままでは 息が少し苦しくなった 納得できたわけじゃない 忘れられたわけでもない ただこの夜を越えるために ひとつだけ 答えと呼んだ 雨の匂いを残した風が 頬をかすめて通り過ぎる 迷いはまだ 胸の奥で 名前も持たず揺れている 雲の切れ間に 月がひとつ 静かに 夜を照らしていた 決めたはずのことが 夜になるとまた揺らいで この道でいいのか 見えてる景色は本物か 振り返れば 来た道はまだそこにある 戻ることだって きっと間違いじゃない 晴れた空を見たからって 心まで晴れるわけじゃない まだ消えない 痛みもある 言葉にならない夜もある 遠くで揺れる 光がもし 幻でも 確かめに行きたい I may lose my way again I may doubt the choice I made Maybe I'll stop Maybe I'll turn around I don't know if this road is right Still, for now I want to keep my eyes ahead Until the answer I chose becomes something I can call my own 光風霽月 そんな言葉みたいに 心まで澄んだわけじゃない 雨の跡も 迷った夜も まだ胸の奥に残っている それでも風は 確かに通り過ぎた また立ち止まるかもしれない また昨日を振り返るかもしれない 雨の名残を残した道に やわらかな風が通って 雲の向こうで 月が澄んで 遠くの光が 静かに揺れている 答えはまだ 言葉にならないまま 迷いながら 疑いながら 今日選んだ方へ 向かっていく 夜の名残を越えて まだ誰も知らない方へ 自分の影を 連れていく