遠回りして帰る午後 すりガラスのような かすれた空 駅前のバスロータリー 名もない風がスニーカーをなでた 誰かの会話が途切れて その静けさに 呼吸を思い出す ポケットの奥で揺れていた 忘れかけてた 君の声みたいなメロディ ねえ 意味なんてあとからでいいよね どこかでちゃんと つながってる気がするんだ 信じたふりして 走ってみても 君が笑ってくれるなら それでいい きっと僕ら 星になりたかったんだ 誰にも見えないままでいいから 誰かの夜の片すみにそっと落ちて ひかりのふりができたらいい たとえ落ちていく途中でも 消えそうになっても まだここにいるって 言えるように そこにいるよ スピーカーから流れた声 昨日よりも遠くに感じてた ノートのすみで描いた街 今もまだ僕を待ってる気がした 青信号がにじんでた 選ばなかった方を見てた 振り返るためじゃなくて 君に追いつくために 今、歌ってる ねえ 夢を笑う声が聞こえても そのたび少しだけ 本当の場所が近づいた 間違えても かすれても 伝えたいことなら 届くって思えるよ きっと僕ら 星になれたらいいな 一瞬で終わってもかまわない それが誰かの明日を照らすなら 小さくても 光っていたいんだ 燃えてるうちに 忘れられても ちゃんとここにいたって 誰かが覚えてるように 世界が寝息を立てるころ 目を閉じて 君のほうがくを思う 風が僕をすり抜けても それでもまだ 声になろうとしてる そこから