
ピクセル・パレード・パンデミック(by 사랑💖)
CUSTOM
北極で カキ氷を 売る男 客は シロクマ 代金は 流氷 「冷たすぎて 味がしない」と クマが 筆談で 文句を 書いた 砂漠で 傘を 広げる 女 雨を 待つのに 百年 過ぎた 肌は ひび割れ サボテンに なり 昨日 ついに トゲが 抜けた 世界は バグだらけの ROMカセット ふーふー 吹いても 直らない ゆっくり 回る 電子の 歯車 変な 人たちの 変な 人生 1bitの 涙が 画面を 濡らす 都会の 真ん中 透明な 箱 空気の 味を 比べる グルメ 「火曜の 排気ガスは コクがある」 そう言って 彼は 息を 止めた 深海で 火を 焚く 冒険家 マッチは 湿って 魚は 笑う 「お湯に なりたい」 海の 底で 彼は 泡になって 空に 登った 右見て 左見て 上上下下 Aボタン 押しても 明日は 来ない セーブデータは 昨日 消えた でも まだ 電源は 落とさない 時計を 逆さまに 飾る 老人 昨日を 今日だと 言い張る 魔法 「未来は 後ろに 落ちている」 彼は 昨日へと 歩き出した 名前を 忘れた どこかの 王様 国民は 全員 路傍の 石ころ 「おはよう」と 石に 話しかけ 今日も 平和な 一日が 終わる 世界は 傷だらけの 古い ゲーム機 バグも ノイズも 愛おしい ゆっくり 溶ける ピクセル ハート 変な 人たちが 紡ぐ メロディ 終わりなんて ない エンドロール ピコ コンティニューはありません


