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惚れた女の負けでした

V5.5

あぁ また 唇を 噛みしめて 飲み込んだ さよならさえ うまく なれないまま きみは ずるい人だった ぬるい 体温だけ 残して 本気じゃない くせに 優しい ふりだけ うますぎた 「今夜だけ」って その目が やけに 綺麗で 困るから 信じた 私が いちばん 馬鹿だったね 幸せの ふりをして 傷を 隠してた 痛いほど きみが 綺麗だった 惚れた 女の 負けでした 最後まで きみが 眩しくて 愛されたかっただけなのに 涙ばかり 増えていく 「行かないで」も 言えなくて 強がりだけが 上手になった 笑って 手を振ったあと ひとりぶんの 夜が 痛い 返らない 返事を まだ どこかで 待っている 光の 消えた 画面に 心だけ 閉じ込めたまま 友達は みんな 「もう やめなよ」って 言うけれど やめられるなら こんな 夢を 見ないでしょう ねぇ 愛って もっと 綺麗なものだと 思ってた 本当は みっともなくて 縋るみたいに 醜いものなんだね 惚れた 女の 負けでした それでも きみを 憎めない 壊れたままで 抱きしめた 思い出だけが 暖かい もしも 次が あるのなら もっと うまく 笑いたい だけど また 同じように きみみたいな 人を 愛しそうで あぁ 惚れた 私の 負けでした