【YA-RI-MA-WA-SHI】 (鳴り物・掛け声) ソーリャ! ヨイサッ! ほな行くぞォ!! 揃いの法被 汗で貼りつく背中 ロープ握る手ぇ もう皮めくれてるわ 四屯の塊 うなり声あげて 角が見えたら 血ぃが騒ぐんや 朝から町が ざわついとる 子どももジジィも 目ぇギラついとる 今日は遊びちゃう 命張る日や 岸和田ナメたら 火傷すんで 太鼓が腹ん中 ドンと鳴る 鉦が合図や 来るで来るで 若い衆 腰落とせ 止まったら終いやぞ 曲がれぇぇ!! そのまま行けぇ!! 四屯の魂 ぶち込めや!! 角を裂け!! 火ぃ散らせ!! 道ごと抉れ やりまわせ!! 止まるな!! ビビるな!! 町の誇り 背負とんねん!! ソーリャ!! ヨイサッ!! 岸和田やぞォォ!! ロープの軋みが 腕に食い込む 靴底 アスファルト焦げとるわ 転けたら踏まれる 甘ない世界 せやけど誰も 手ぇ離さん 先輩の背中が 前にある そのまた前に 親父がおる 何十年も 繋いできた この一本 絶対切らん 合図一つで 町が傾く 空気が割れる 息止まる 来るで来るで 角や 角や 回せぇぇ!! 押し込めぇ!! 四屯の怒り 解き放て!! 削れぇ!! 踏み抜けぇ!! 地面ごと叫ばせろ!! 止まるな!! 折れるな!! 岸和田の血ぃやろが!! ソーリャ!! ヨイサッ!! やりまわせぇぇ!! …提灯の灯りが揺れとる 昼間の熱が まだ身体に残っとる せやけど 明日もまた この町で生きていくんや 曲がれぇぇぇ!! 魂ごと行けぇぇ!! 町の全部 背負とんねん!! 火花散らせ!! 血ぃ沸かせ!! これが岸和田やぁぁ!! ソーリャ!! ヨイサッ!! やりまわせぇぇぇぇ!!