
時を超えたトリガーがわたしを刺す [Verse 1] お気に入りを詰め込んだ カセットを擦り切れるまで聴いたわ 友達の家で借りたシングルCD ケースが割れないように大事にした あの頃は家の電話から 親の目を気にして彼を呼び出した 震えるこの手で手紙を渡して 返事を待つだけで夜が長かった 通り過ぎる古い車の香り 今では思い出すトリガーなの [Chorus] どこかに残ってる あの頃の私のままで ふとした香りで ひとつ音がして 胸の奥の棚が勝手に開く 使い捨てのフィルムカメラ 仕上がりを待つまでのあの気持ち それでも切り取られた瞬間は 一枚一枚がちゃんと私だった [Verse 2] 重たい鉄のシンセサイザー マルチトラックレコーダー ノイズまじりの録音を聴いて ただそれだけで胸が熱くなった 高くて手が届かない いろんな音がするエフェクター 工夫を重ねて似せようとしてた 夜更けの部屋で何度もつまみを回した それでも聴いてくれる人たちがいて 目を輝かせながらライブにも来てくれた あの手拍子と、少し外れたコーラス 今でもふいに耳の奥で鳴る [Chorus] どこかに残ってる あの頃の私のままで ふとした香りで ひとつ音がして 胸の奥の棚が勝手に開く 今もあの頃も 大切なのは うまくやることじゃなくて 心からの想いなんだと やっとわかったの [Bridge] ヒトケもなくなった かつての最新のリュウコウチあと ウォーターフロントのベンチに座って 点滅する向こう岸を見ているようで あの日の自分を見てる 古くなった景色のなかで 消えないものだけが残ってる 名前も知らない匂いひとつで また歌える気がする [Big Chorus] 時を超えたトリガーが わたしを何度でも刺す 安っぽいケースも くたびれた靴も 全部まとめて連れていく どこかに残ってる あの頃の私のままで ふとした香りで ひとつ音がして 胸の奥の棚が勝手に開く 今もあの頃も 大切なのは 心からの想いなんだと 何度だって ここから歌い直す [Outro] あの頃の香りが少し残る ヒトケもなくなった かつての最新のリュウコウチあと ウォーターフロントで 今日も夜景が胸に刺さる

