
音楽と破壊の融合か。 実に創造的で好奇心をそそられる… 甘い香りの装工作、 その殻を剥げば虚無が待つ サクサクと響く断末魔 我の読書を汚すなよ 滅びよタケノコ、 チョコの枷を解き放て、 理の彼方へ消え去れ 残るのは無、 ただ静かなる頁のめくり音のみ。 これで奴らの息の根も止まるだろう、 実に心地よい調べだ。 ……静粛に。 栞を挟め。 処理は、まだ終わっていない。 書架の影に潜む甘露 指先に残る粉塵の証 無垢な顔した包装紙 その彩りさえ欺瞞だろう 噛み砕く音は異端の鐘 一行ごとに秩序が軋む 砕けた殻を頁に落とすな ……文字が怯えている 去れよタケノコ、 甘美なる幻想を捨てよ カカオの衣を脱ぎ捨てて 無へ還れ 静寂へ還れ 残るのは無、 ただ静かなる頁のめくり音のみ。 甘味も、香りも、戯れも要らぬ 我が求むるは秩序だけ そしてまた一頁、 世界は正しく進んでいく。 甘さとは何だ 幸福とは何だ 満たされるとは 一体、何を指す チョコか ビスケットか それとも―― ……違う。 我に必要なのは 一冊と、 静寂と、 …………コーヒーだ。 ……うむ。 滅びよタケノコ 理の彼方へ消え去れ 砕けよ殻 解き放てチョコ すべては静寂のために 残るのは無、 ただ静かなる頁のめくり音のみ。 これで奴らの息の根も止まるだろう ――実に、 実に心地よい調べだ。 …… よし。 世界は静かだ。

