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第2話:六つの感情(対立編)

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真実の半分を明かす 結晶は6種類の感情の核 怒・哀・喜・愛・希望・真実 壊すほど世界に色が戻る 主人公は過去を失っていく 仲間が止める 「あなたが消える」 ここで判明 この世界は誰かが“感情を止めるため”に作った保存世界 そして最後の事実 主人公自身が最後の結晶 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 色が戻った街のざわめき 笑い方を忘れた人たち 温度だけが先に生まれて 心が追いつかない 触れた指の記憶だけ 名前のない痛みになる 優しさに似たこの感覚を まだ言葉に出来ない 怒りは誰かを守るため 哀しみは手を離さぬため 喜びは孤独を隠すため 人は感情を選んでいた けれどこの街は違っていた 全部を凍らせて保っていた 壊すほどに人に戻るなら 僕は止まれない 「これ以上触れるな」と 君は震えて言うけど 救われた涙の意味を 僕は知ってしまった 六つの光が胸を裂く 誰かの過去が流れ込む 戻る世界と引き換えに 僕の輪郭がほどけていく それでも今 選ぶのは 痛みがある未来の方だ 温度を知ったこの手で 凍った夜を壊す 愛は記憶を重くして 希望は別れを怖がらせる 真実だけが残るなら 僕は消えてしまうのか 思い出せない顔がある 大切だった気がするのに 名前に届かない距離だけが 胸に残っている 止める君のその涙 初めて綺麗だと思った 壊すことが罪ならば 僕が背負えばいい 六つの感情が叫んでる 「ここにいた」と告げながら 救うたびに削れていく 僕自身の存在を それでもまだ進むのは 君が笑ったからだよ この温度を守るため 凍った空へ手を伸ばす 空に浮かぶ最後の結晶 なぜか怖くはなかった 触れればきっと分かること 僕は知っている 「お前が――」 言葉はそこで消えた 六つの光が重なった 世界が息を取り戻す その中心に立っていた 影の名前は僕だった 壊せばすべて戻るなら 僕はそれを選ぶだろう 答えに触れるその前に 最後の夜が揺れた